 志賀郷地区の概観図
志賀郷地区は、綾部市北部に位置する京都の里山であり、綾部市と合併(1955年)する前の旧志賀郷村です。世帯数は約600戸、そのうち40戸がIターン世帯です。2009年度だけでも10戸のIターン移住者を迎えました。
単年度にこれだけのIターンが生まれたのは、井上吉夫氏が地元で組織しているコ宝ネットの活動に負うところが大きいと言えます。コ宝ネットは2005年の発足以来、毎年12月にサンタパレードを開催し、2008年からは子育て世代を地元に迎えるために「志賀郷の未来を考える交流会」を開催しています。これらの活動を受けて、地元自治会は空家住宅の提供やIターン者の呼び込みに取り組み、地元小学校の学年別編成の存続にもつなげているのです。
コ宝ネットとともにむらづくりに取り組む組織があります。志賀郷地域振興協議会です。志賀郷地域振興協議会は、志賀郷の地域活性化をめざす志賀郷連合自治会の常設組織です。2008、2009年度には、農林水産省の「ふるさと地域力発掘支援事業」(予算500万円)を活用し、「志賀郷七不思議伝説の里」をスローガンにむらづくりに取り組みました。同協議会は、「七不思議伝説の里・志賀郷地域振興協議会」のホームページを立ち上げ、2010年4月からは、「志賀郷手作り市」を毎月開催しています。子育て世代の移住促進を基本目標に、地域住民やIターン者の多様なモノづくりの販売拠点を創り、志賀郷の誇れる人、景観、文化の情報発信拠点にしたいと考えています。
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