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[ No.5]
【平成の火種組】
ひょうたんから元気
みんなが同じ目標をめざす。それが一番大事なこと
福知山市・三岳ひょうたん愛好会(1)
福知山市三岳地区では、平成5年からはじめたひょうたんづくりが、いまや、人の元気をつくり、“ひょうたんの三岳” として関西一円にその名を広げている。ひょうたんづくりで培った人の和は、農林産物の直売所づくりや農作業受委託事業、青少年の育成などを通じて地域の活性化に取り組む「三岳地域づくり協議会」の原動力として大きな役割を担っている。今回は、「ひょうたんからコマ」ならぬ、「ひょうたんから元気」をつくりだした仕掛け人を訪ねた。
ふれあいひょうたんを全国に

伊藤会長
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村人それぞれが楽しむひょうたんづくりは、地域の元気づくりにまで高まった。平成9年10月、愛好会のメンバーは、1カ月近く、毎日、公民館に集まり、ひょうたんの加工と箱詰に追われた。福知山市民マラソンに参加する選手1万1000人に記念品としてひょうたんを配るためだ。大会前日の11月8日、4トントラック、2トントラック各1台、軽トラ5台で出荷したとき、公民館は、大きな感動に包まれた。「三岳のふれあいひょうたんを、マラソンランナーに託し、全国へ届けようを合言葉に、みんなの思いが一つになった。それはすごいもんやった。田舎でしか味わえない感動をみんなが味わった」と、会長の伊藤義信さん (64) は当時を振り返る。

ここまでのひょうたんが出来るまでには幾多の苦難があった。
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また、その年の10月には、三岳のひょうたんで作った弦楽器を使った「ひょうたんコンサート」も開いた。会場となった三岳小学校の体育館は、体育館始まって以来という500人が集まった。テレビでも取り上げられ、三岳の名は一躍関西一円に広がった。
「自己紹介で、はじめて三岳出身だと言えるようになった」と、市外に出ていった人から喜びの電話や手紙が届いた。三岳の住民は励まされたという。
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