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[ No.7]
村とまちの女性パワーで元気が出るまちづくり21木の津塾(2)
都市との交流で、農業にも変化が
朝市に参加している塾委員の冨永喜久子さん(59・柿出荷組合・食生活改善推進委員)は「喜んでもらえるのがうれしい。いろんな人と接することが出来て、消費者とも話し合いが出来るいい機会です」と、直接のふれあいが農家の励みになっていると言う。 「大量の野菜を出荷するとなると、農薬を使わざるをえない。朝市へ出す量は、自分の家で食べるよりちょっと多めの品物を作る位なので農薬を使わず、安心して食べられる農作物ができる」とも。
自然・歴史・文化を伝えるマップづくり九八年には京都府がすすめている「カントリーウォーク」事業の一つとしてガイドマップを新旧住民約40人が参加して作り上げた。農村の景観や文化に親しめる三つのコースを紹介するほか、農村カレンダーなども掲載。このマップ片手に農村風景を眺めながら柿刈りなど農業体験する「カントリーウォーク」を一般の人にもよびかけ実施。
しかし、カントリーウォーク」は都市と農村の交流を深める一方、住民のなかではまだ不安も残っている。地元に知らない人が入ってきて農村のいい所が荒らされないか、地域の人に迷惑がかからないかという不安だ。「残すのも荒らすのも人。結局、自分らの地域は自分らで守っていかないとだめ。地域の人達にも理解してもらうようにするのが、今後の課題です」と河原菅夫塾長さん(75)。 活力づくりの主人公は女性21木の津塾で欠かせないのが、女性のパワー。兼業がふえ、農業経営の担い手の8〜9割が女性だという。それだけでなく生産者として、消費生活者としての視点を生かして、朝市や農産物加工の開発・販売に活発に活動を展開し、女性が町の活性化に重要な役割を果たしている。
「作物に関する観察力が鋭く、女性が熱心な家は収益も伸びている。女性のグループがしっかりしている所は元気で明るい」。 河原塾長は、今後の課題を語る。「リーダーの育っていないところがまだある。消費者の代表も含めて全地域で早くリーダーを育てたい」と。都市と農村の交流が軌道にのりだした21木の津塾は、あらたに朝市的な直売所を常設できる施設の建設や市街化農地をどう残していくかなど、「都市と農村の共生」を軸に大きな課題にむけて動いている。 |
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