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[ No.10]
【平成の火種組】
むらづくりグループを束ね、 30万人農村・都市交流をめざす
やくのの郷づくり協議会(1)
一昨年春オープンした「農匠の郷」を核に、住民参加による「30万人農村・都市交流の町│やくのの郷」をめざす夜久野町。この夜久野町で、農林業や商工業に関係する団体や地域でむらづくりに取り組むグループを束ね、農村・都市の交流を通じて地域おこしに取り組むのが「やくのの郷づくり協議会」(西垣正三会長ほか19人)だ。

総合交流拠点がオープン

「雪火祭」会場には“事始め”で各家の柱に飾られるわら細工も展示された。(西垣正三郷づくり協議会長)
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国道9号線が通る夜久野高原。ここに99年4月、都市農村交流の拠点「農匠の郷」がオープンした。温泉、丹波大納言などの地元産材料を集めた丹波菓子の里、茶室、レストラン、宿泊施設、地場農産物の直売所などを集めた総合的な交流拠点だ。
95年6月に発足した「郷づくり協議会」は、当初、この「交流施設」構想を支える住民合意・推進の組織として発足した。「農匠の郷」のオープンを期に、98年10月、農林業、商工業などの関係団体、生産組合、社会教育団体、地域でむらづくりに取組む関係団体111が結集した組織へ改組、第二期の「やくのの郷づくり」をめざす。
「これまでは夜久野の地域資源を活かしたハードづくりにがんばってきたが、これからは、夜久野の人の力と知恵を活かした地域産業をおこし、多彩な農村都市交流を通じて、それをいかに定着させていくかです。むしろ、やくのの郷づくりは、これからが正念場」と西垣会長は語る。
交流メニューを求める

2月の連休に開かれた雪火祭。昨年末から4〜5回の企画運営委員会を持ち準備された。
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10月に開いた推進大会で、関係団体にアイデアある交流メニューを募集した。昨年の春までに13団体から交流メニューがだされた。わらび狩りと事始め(副谷営農組合)、椎茸の植菌・収穫体験(椎茸生産組合)、紫ずきんの収穫体験(大油子区)、さつまいも・とうもろこしなどの植え付け体験(やくの振興団)、居母山登山(居母山クラブ)、藤づるのリースづくり(グループ野良)など、グループの持ち味を活かした多彩な企画が集まった。
すでに、大油子区では、京都府のふるさとキャンペーン事業の一環として、昨年10月には、京都市などから28人の都市住民を招き紫ずきんの収穫体験が取り組まれた。今年2月には、副谷営農組合で、毎年集落で取り組まれるメ事始めヤの行事に都市民を招き餅つき体験が取り組まれている。また3月には、椎茸生産組合が都市の小中学生を対象に椎茸の収穫体験を予定している。
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