新聞で紹介された京都の「むらづくり・まちづくり・ふるさと」に関する記事です。
都市住民が農業体験を通じて食と農のつながりを学ぶ「かめおか農業塾」の野菜コースが十三日、亀岡市吉川町の畑で開講した。亀岡市をはじめ京都市や大阪府から参加した約百人が、土の感触を確かめながら苗を植えつけていった。十月下旬の収穫まで、京野菜のえびいもや丹波黒豆の枝豆、カボチャなどを育てる。参加者たちが土寄せや草引きなどで栽培にかかわり、「手作り」の野菜を味わう。農業を切り口にしたにぎわいづくりを目指して、亀岡市が開講して今年で四回目。同市の吉川町営農組合が協力している。
自然体験活動を通して地球環境や命の大切さを学ぶ亀岡市の「自然活動キッズクラブ」の本年度開校式が十二日、同市宮前町の市交流会館で開かれた。小中学生がクラブ員証を受け取った後、野菜の苗の植え付けなどを行った。同クラブは、子供たちに体験活動から学ぶ機会を提供しようと、市地球環境子供村が毎年開いている。今年は、小学四年―中学三年の計三十五人が登録。サマーキャンプや森での植物観察など年間十回の活動を予定している。開校式では子ども村村長を務める栗山正隆市長からクラブ員証を受け取った子どもたちは、交流会館近くの広場に移動。開校を記念して広場の池にギンブナやオイカワなどの魚を放流し、畑には秋に収穫するサツマイモなどの苗を植えた。
南丹市美山町高野の国道162号沿いで、主に自然素材の加工食品を販売する屋台の「高砂市場」が二年ぶりにこのほど再開された。地域活性化の願いも込めた取り組みで客の反応は上々。今後は土、日曜日と祝日に店を出す。同市場は、砂木区の住民有志らが、地域で多く取れる山野草や有機栽培の野菜などを加工して販売する。名前も、地名の高野と集落名の砂木からとって「高砂」とした。
ゴールデンウィーク真っ最中の三十日、府北部は晴天に恵まれた。舞鶴市瀬崎の市農業公園「ふるるファーム」でも竹細工手作り教室などがにぎやかに開かれ、多くの家族連れがのんびりと農村体験を楽しんだ。ふるるファームは、「一日をここでゆっくりと過ごして」とゴールデンウィーク期間中に多彩な企画を用意。生地を好きな形に仕上げて石窯で焼き上げる石窯パン・クッキー作り、クイズを解きながらファーム内を巡るスタンプラリー、「どじょう池」でのどじょうすくいたい件などが続く。
口丹波の自然環境や観光拠点など地域資源を結ぶとともに、地域に応じた景観づくりについて考える「南丹ふるさと資源ネットワークプラン策定会議」が二十七日、亀岡市荒塚町の府南端広域振興局亀岡総合庁舎で開かれた。二市一町から住民活動団体や行政関係者などが参加し、今後の地域づくりの在り方について議論した。府南丹土木事務所が参加を呼び掛けた。この日が初の本格的な会議で、ボランティア団体やまちづくりグループのメンバー、研究者など約二十人が集まった。今後、口丹波の特色ある地域資源を見詰めなおし、目指す景観像を込めたプランを策定。景観づくりや地域活動の具体策を検討する。
本格的な就農経験のない人たちを対象にした「丹後農業基礎講座」の第一回講座がこのほど、京丹後市峰山町丹波の府峰山総合庁舎で開かれ、参加した農家の主婦や脱サラ、退職後の人生を農業にかけようという二十人が営農の基礎知識を学んだ。府丹後農業改良普及センターが丹後地域(二市二町)の中核農家育成の一環として、昨年に続いて、月一回、計八講座を予定している。
綾部市志賀郷町の農業井上吉夫さん(56)が、同市のコミュニティー放送局「FMいかる」で「田舎元気にな〜れ」と題した番組を十三日、始める。番組は半年間の予定で、井上さんが取り組み消費者への直売方式による農業経営や、農村暮らしの良さなどを、ゲストを交え発信する。番組は毎月第二、第四金曜日の午後二時から十五分間、全十二回放送の予定。一回目は、自己紹介や農村の現状、将来の夢について話す。その後も、都会から綾部市にU・Iターンした農家の夫婦や、市内に住む紙すき職人、ガラス工芸作家らをゲストに迎えて、高齢化など農業の現状にもふれながら、直売方式や農村暮らしの魅力を語る。インターネットでも配信の予定。
第一線をリタイアした京丹波町の熟年男性たちがこのほど、団塊世代の生きがいづくりを目指す「京丹波村おこしふる里ネットワーク」(谷口忍会長)を発足させた。今後、野菜作りの講習などIターン者の支援や、体験農業による都市住民との交流などを通して、地域を活性化しようと意欲を燃やしている。会を立ち上げたのは谷口さん(68)=同町塩田谷=ら十一人。元府農業改良普及センター指導員や元府農総研職員、元大学教授、元銀行員など多彩なメンバー。結成のきっかけは谷口さんが、同町内に耕作放棄地が増え、農村が荒廃していく現状を懸念したこと。「何とか農地を有効に活用しながら今後の人生を実りある時間を作っていこう」と呼びかけ、メンバーらが賛同した。
京都市右京区京北地域の町づくりに役立てようと、地元の各種団体が「田舎暮らしアンケート調査」を行い、このほど結果をまとめた。市街地の住民らは、中高年を中心に京北地域に興味を示しながらも、移住するには幾つかの課題を感じていることが浮き彫りになった。調査は京北自治振興会、財団法人・きょうと京北ふるさと公社、京北商工会などでつくる「農村コミュニティ再生・活性化支援事業委員会」が実施した。昨年十一月から十二月にかけて、右京区内で行われた各種イベント会場など計七ヶ所で、来場者を対象に、アンケート用紙(十五問)を計
舞鶴市の若手農業者グループ「若い衆でやろかい」が3月31日から2日間、都市住民に就農を呼び掛ける催し「Come On! 舞鶴!」を開いた。大阪、京都などから14人が参加。当地での定住就農意欲を高める家族もいた。グループは西舞鶴に位置する岡田中地区を中心に、市内外から就農した20〜30代の若者18人で組織する。交流会は、仲間を増やそうと昨年から始めた。
都市住民が自然観察しながら山野草を採取し、試食などを楽しむイベントが1日、京都市右京区京北の市京北森林公園で行われた。70人ほどの家族連れが参加、フキのとうやツクシなどを摘み取り、てんぷらにして味わうなど、豊かな自然環境を満喫した。自然の中で、人間の生きる喜びを感じてもらおうと、同公園を管理運営する京北森林組合が、京都市に編入合併後の昨年から開いている。参加者は、公園から近くの桂川まで散策。
亀岡の特産物や地元商店を紹介する「ふれあいまつり」が三十一日、ガレリアかめおか(亀岡市余部町)で始まった。展示販売ブースが立ち並ぶ中、舞台イベントが行われるなど訪れた市民らで終日にぎわった。地元商業の活性化を目的に、亀岡商工会議所や亀岡市商店街連盟などでつくる実行委員会が開いた。会場には、亀岡特産の丹波大納言小豆や亀岡牛を生かした商品の紹介や地元商店が食料品などを販売するコーナー約四十ヶ所がお目見え。来訪者が試食しながらふるさとの味覚を楽しんでいた。また、手の汚れを検査するコーナーもあり、亀岡食品衛生協会のメンバーらが、食中毒の防止を呼びかけた。
田舎暮らしに関心のある都市住民が24日、舞鶴市加佐地域を訪れ、移住実践者や地元農家らと交流した。高齢化が進む農村の受け入れ姿勢や、定住するための基本など本音を交えて話し合い、田舎暮らし判断の参考にしていた。府の「農のある暮らし」事業の一環として、府中丹東農業改良普及センターと市が共催した。雨の中、向日市と大阪市からの3人のほか、田舎暮らし実践者や地元農家で田舎暮らし相談役、行政関係者ら10人が参加した。
キノコ栽培を通じて大江山の自然の恵みを体感してもらうと、福知山市大江町のグループ「田舎暮らし応援団」が二十五日、都市住民とキノコとの菌打ちを行った。同応援団は、大江山でログハウスを造る伊田浩三さん(54)や、田植え体験で都会と交流する地元住民らが、田舎生活を夢みる人々を支援しようと昨年結成。ログハウスの建築講習会などを開いてきた。参加者と応援団は、地元産の野菜などを使ったバーベキューで触れ合いを深め、山ろくは終日にきやかな声が響いた。
山の大切さや役割について知ってもらう「山の日のつどい」が十八日、宇治田原町のくつわ池自然公園で催された。町内外から約百人の親子連れらが参加し、植樹や丸太切り競争、クイズラリーなどを楽しんだ。町内の林業者らでつくる「宇治田原町の山の活用を考える会」(潮見博司会長)が主催した。同町は森林に占める人工林の割合が府内トップなど、有数の林業地域で、山の重要性を広く訴えようと毎年、この時期に開催している。
過疎高齢化で廃村の危機にある綾部市の「限界集落」・五泉町市志で十三日、フキノトウの収穫体験ツアーが行われた。市志は、綾部市が市内にある限界集落の活性化を目指し四月から施行する「水源の里」条例の対象地域。都市農村交流で訪れたツアー客は、雪の残る山里で、都会では味わえない田舎の魅力を再発見していた。この日のツアーは、都市農村交流と観光コースの開拓を狙い、府が企画し旅行会社が実施した。
南丹市日吉町天若の「府民の森ひよし」に、炭焼き窯が完成し、炭作りが始まった。府南丹広域振興局などが参加する口丹波の森林を活かした産学連携事業「南丹 森のエコミュージアム」の初の取り組みとして復活が進めらていた。今後、炭焼き体験などのイベントに使われる予定。炭焼き窯の復活は、炭焼きの技術を伝えていくことを狙いに二月上旬にスタート。同事業を主催する専門協議会のメンバーや学生ボランティアらが、1960年代まで炭焼きに携わっていた同町の住民とともに窯作りを進めていた。
綾部市の農家の主婦らでつくる「八田芽グループ」(四方克代代表)が七日、全国農業会議所ほか六団体が主催する農山漁村女性チャレンジ活動表彰で、府内では唯一(本年度)の優良賞を受賞した。直売所での農産物の販売、京野菜の栽培、学校への給食食材の提供などの活動が地産地消、食育につながると評価された。全国農業会議所などでは毎年、農山漁村の女性の生活充実と男女共同参画に積極的に貢献している団体などを表彰しており、今年は三十四の女性団体・個人を表彰した。
就農を考える人たちの疑問や悩みに就農経験者らが答える交流会が三日、亀岡市余部町のガレリアかめおかで開かれた。府内各地からの参加者が就農に向けての準備や就農に向けての準備や資金繰りなどについて、経験者からアドバイスを受けた。農業の担い手確保を目指し、府農林水産業入門支援センター(事務局・府農業会議)などが催した。口丹波をはじめ、京都市や宇治市などからの新規就農希望者と経験者、行政担当者ら約五十人が参加し、意見交換した。
社会福祉法人京丹波福祉会が運営する南丹市園部町横田の知的障害社授産施設「あしたーる工房」と、同市日吉町胡麻の障害者向けグループホーム「あしたーる風和里(ふわり)」の利用者たちが、同市日吉町の荒れていた休耕田を畑に復活させて野菜作りに取り組み、販売面でも好評を得ている。
団塊の世代を中心に田舎暮らしを求める人々が増える中、福知山市のグループが2月、全国でも珍しい古民家リフォーム塾を開講した。府北部でも即入居できる古民家は少なく、修繕費がネックになる。大工仕事が少しでもできれば経費も節減でき、家への愛着も増す。中高年の受講生は悠々自適の生活に思いをはせながら、技術の習得に汗を流している。
活力ある農山村を目指し、都市住民の田舎暮らしを円滑に受け入れるための農業セミナーが22日、府農業総合研究所(亀岡市)で開かれた。行政、JA関係者や受け入れに関心高い地域の農家、希望者ら約50人が参加した。研究所が、移住希望者と受け入れ側双方の課題を明確にする目的で企画した。
将来の田舎暮らしを希望する人が、農山村を訪れ農作業体験などで交流する京のやましろ田舎暮らし実践プログラムが18日、和束町で行われた。参加した都市住民らは、すでに移住している人から田舎暮らしの経緯や魅力、課題などを聞いた。プログラムは、府山城広域振興局が昨年5月から、同町と南山城村の4コースで、定年後に田舎暮らしを望む人を対象に行ってきた。この間、京都市や大阪府内などから31人が参加、様々な農作業体験や地元住民との交流を重ねてきた。
京都市左京区大原の農家らが地元産の新鮮野菜や加工品を販売する施設「里の駅大原」を整備する計画を進めている。都市部の住民や観光客に好評の日曜朝市を発展させ、常設の直売所や地元の食材を活かしたレストランを設ける予定。農業と観光の振興拠点として、来年六月のオープンを目指す。
宮津市里波見の「府立丹後海と星の見える丘公園」は今月から、園内の施設から出る生ゴミを使った堆肥作りを体験できる「循環の小屋プロジェクト」を始めた。家庭でのごみリサイクルの実践度を調べる「ごみゼロ講座」も開くなど、環境問題について楽しく学べるプログラムを用意し、関心の輪を広げる。
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